バレーボール男子代表のロラン・ティリ監督が2028年ロサンゼルス五輪の目標を明かした。

 1972年ミュンヘン五輪以来の金メダルが期待された24年パリ五輪は準々決勝でイタリアに2―3で敗戦。悔しさをバネに再スタートを切った中で、21年東京五輪男子フランス代表を金メダルに導いたティリ監督を招へいした。5日に都内で行われた男子代表の始動会見で南部正司シニアダイレクターは「ロサンゼルス五輪では必ず表彰台に立ちたい。世界選手権でも必ず表彰台に立つという意思を持って強化を進めたい。毎年行われるVNL(ネーションズリーグ)も成果を出して、ワールドランキングも意識していきたい。ロサンゼルス五輪は最強の戦力で戦いたい」と展望を語った。

 大役を担うことになったティリ監督はチームスローガンを「勇往邁進」に設定。「日本のチームなので日本語を使って日本の文化や伝統を重んじたスローガンにすることが大事」と説明し「目標はロサンゼルス五輪でのメダル獲得。2025年は移行と再構築の年になる。チーム編成に大きな変更がある。どんな変更があっても目標は変わらない。大切なのは限界を設けずに夢の実現に全力を尽くすこと」と意気込みを示した。

 11日に開幕するVNLの第1週、2週は新戦力が中心となったメンバー構成が予想される。今後チームに合流する主将・石川祐希(ペルージャ)、高橋藍(サントリー)らの参戦は日本開催のVNL第3週を予定しており、指揮官は「新しい選手に機会を与えるという意味ではいいチャンスだと思う。それぞれの選手に経験を重ねてほしい」。リベンジに向けた新たな戦いが幕を開ける。