虎の主砲が北の大地で躍動した。阪神・佐藤輝明内野手(26)が、4日の日本ハム戦(エスコン)で2本塁打を放つ大暴れ。チームは先発・門別が4回4失点でKOされるなど投手陣が流れに乗れず、4―5で敗れたが、圧倒的なパワーを見せつけた。

 まずは2点ビハインドで迎えた4回無死、カウント2―2から、日本ハム先発・加藤貴のカットボールをうまくすくい上げた。高々と舞い上がった打球は右翼席に飛び込む14号ソロ。

 表情を変えずゆっくりとダイヤモンドを一周すると、両手を広げて〝Whyポーズ〟。本拠地・甲子園では右翼から左翼へ吹く強烈な浜風の影響で、左打者の右翼への本塁打が出にくいだけに、「普段はああいうので入ったりしないので、1本目はちょっとラッキーな部分がありました」と振り返った。
 
 それでも3点ビハインドの8回二死一塁。日本ハム4番手・河野の初球、144キロの直球を完璧にとらえ、バックスクリーン左に叩き込んだ。この日2本目となる15号2ランは手ごたえ十分。普段通りの決めポーズを披露し、「2本目はよかったんじゃないかなと思います」とうなずいた。

 またこの2ランがプロ通算100本まで、あと1本に迫る一発。記録達成に期待がかかるが、「別に意識はしてないです。一日一日がんばります」と冷静に話していた。