日本ハムの栗山英樹CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー=64)が3日、球団を通して肺炎のため死去した長嶋茂雄巨人終身名誉監督に追悼のコメントを出した。
栗山CBOは現役時代から長嶋氏に何度も声をかけてもらっていたため、「ミスタープロ野球」と呼ばれた長嶋氏に特別な思いを抱いていたという。
「長嶋さんに初めて声を掛けていただいた時のことは一生忘れません。『いい選手になれる素質があるから頑張りなさい』と、背中を押してもらいました。結果を残すことができずに現役を引退した時も、最初に声を掛けていただいたのが長嶋さんでした。『指導者としての勉強をしないか?』と打診されたことがあります。真剣に指導者になるための勉強をしないといけない、と思えるきっかけをプレゼントしてもらいました。その後の私の野球人生にとって、とても大きな言葉になりました」(栗山CBO)
また長嶋氏と同じく日本代表の監督経験もあるため「WBCの時に授かったメッセージは強く記憶に残っています」とこう続けた。
「『野球というスポーツがこれから先も長く続くように、一生懸命やってください』と託されました。続けて『高校野球をとにかく守りなさい』とも仰っていました。その時に野球界のことをすごく心配されている、という長嶋さんの思いを知ることができました。我々、野球人がこれから一番大切にしないといけない野球の原点が高校野球であることを再認識できました。長嶋さんのその思いのお陰でWBCも優勝できたと思っています。本当に残念で悔しいですが、長嶋さんの思いを少しでも体現できるように我々はこれからも全力を尽くしていきます。『プロ野球=長嶋茂雄、、、ミスター』長嶋さんへの感謝は一生忘れません。野球人は皆、その思いです。謹んで、ご冥福をお祈りいたします」













