中日球団は3日、巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(享年89)の訃報を受け、井上一樹監督、加藤宏幸代表取締役社長オーナー代行のコメントを発表した。

 第2次星野監督時代に中日の主力選手として長嶋監督率いる巨人とのペナント争いを経験してきた井上監督は「長嶋茂雄さんの訃報を聞き、深い悲しみを感じています。日本の野球界の偉大なレジェンドであり、多くの方々に光を与えてくれました。その笑顔と情熱は、私たちの記憶に永遠に刻まれます。心よりお悔やみ申し上げます」と哀悼の意を表した。

 また長嶋巨人と高木中日が69勝60敗の同率で並び、公式戦最終試合で優勝をかけて戦った1994年の〝10・8決戦〟を中日担当記者として取材している加藤球団社長は「選手として、監督として、プロ野球界を太陽のように照らす存在でした。中日ドラゴンズの球団史に残る場面にも立ち会っていただきました。巨人のV10を阻止して優勝した年に選手としてはユニホームを脱がれ、これからも語り継がれるであろうナゴヤ球場での国民的関心事10・8決戦では、監督として何度も宙に舞われました。本当に残念でなりません。ご冥福をお祈りします」とコメントした。