日本高校野球連盟が7イニング(回)制の導入を検討を進めている。

 昨今の猛暑をはじめ、球児たちの肩やヒジを守るなどの健康対策として議論されているもので、高野連は6月中旬から約4000校の加盟校や一般向けにもアンケートを行う。春のセンバツ、夏の甲子園大会での導入については、今年12月の理事会で話し合われる予定となっている。

 これに対し、巨人のエースとして活躍し、監督も務めた野球評論家・堀内恒夫氏(77)は27日に投稿したブログで持論を展開した。

 堀内氏は「高校野球の7回制 堀内は『反対』です。9回というのは野球の『いろは』ですよ」と明確に「反対」を提唱。もちろん、ルール変更そのものに反対しているわけではない。「甲子園の炎天下のプレイなど球児の健康対策などが変更の目的というのであれば 延長はタイブレーク制 コールドゲームを適用するなどはあっても」と一定の理解を示している。

 だが、競技を根底から覆すような変更は受け入れがたいという。

「それら考え方の基本は『9回制』であるべき。物事には時代によって変化していくところと 時代にかかわらず守っていくところがあると思う。体の未熟な小さい子供たちがプレイするならまだしも 高校野球以上は『野球』というスポーツであり 9回制は野球の『一丁目一番地』 それを崩してまでやることではない。俺はそう思っています」

 MLBでは投球時間に制限を設けるピッチクロックなど、NPBでも試合時間の短縮が推奨されている。いずれも9回制を維持した中で試行錯誤が続けられている。一方、滋賀県で今秋開催される国民スポーツ大会の高校野球は硬式、軟式とも同様の理由から7回制が初めて導入される。