新日本プロレス「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア(BOSJ)」15日後楽園大会のBブロック公式戦で、石森太二(42)がIWGPジュニアヘビー級王者エル・デスペラードから初勝利を挙げた。昨年の優勝決定戦と同一カードを制し、悲願の初優勝へ動き出した実力者が描くベルト奪回への青写真とは――。

 徹底した足攻めに苦しめられた石森だったが、ヌメロ・ドスを切り返すとホルヘ・リベラ・スペシャルで技ありの3カウント。前年度覇者にして王者に雪辱を果たした。

 今年1月米国・サンノゼ大会でのIWGPジュニア王座戦でもデスペラードに敗れているだけに、この日の勝利で満足する石森ではない。もちろんBOSJを制してのIWGPジュニア奪回を狙っている。「ベルトを取ってから何もできてないっていうのがあるから、俺の場合。(過去3度の王者時代がいずれも)短期政権で終わってるし。ベルト使ってデスぺとかいろいろやってるじゃない? 俺もそういう、夢の続きじゃないけど、やりたい相手はいるからさ。そのためにはBOSJを優勝しないと話にならねえから」と言い切った。

 再挑戦の舞台に見据えるのは昨年の優勝決定戦で涙を飲んだ大阪城ホール大会(6月15日)だ。昨年大会ではIWGP世界ヘビー級王座戦を押しのけてBOSJ決勝がメインに据えられていた。石森は「大阪城のメインってもう決まってるんだっけ? どうせまたやるんだったらよ、城ホールのメインで借りを返したいよな。BOSJ終わって2週間あれば、ファン投票やる期間も十分なんじゃないの? なんならジュニアとGLOBALと世界ヘビーでやってみるか?」。すでに発表済みのIWGP世界王座戦(王者・後藤洋央紀vs挑戦者・鷹木信悟)、IWGP・GLOBALヘビー級王座戦(王者・辻陽太vs挑戦者・ゲイブ・キッド)を加えた3王座戦の試合順を決めるファン投票プランまでブチ上げた。

「デスぺには申し訳ないけど、葛西純とはもちろん丸腰でやってもらう。それは仕方ない。試合を組むのが先過ぎたな」と6月24日後楽園ホール大会での葛西戦が発表済みの王者を挑発した石森。2度の準優勝を誇る実力者が、今年こそBOSJを手に入れる。