新日本プロレスジュニアの祭典「ベスト・オブ・ザ・スーパージュニア」15日後楽園大会のBブロック公式戦で、前年度覇者にしてIWGPジュニアヘビー級王者のエル・デスペラードが石森太二(42)に2敗目を喫した。

 昨年の優勝決定戦と同一カード。互いの手の内を知り尽くした両雄の公式戦は、高度な読み合いと意地の張り合いが続いた。

 デスペラードはドラゴンスクリュー、マフラーホールドと得意の足攻めで石森を追い詰める。しかし突進したところを金具むき出しのコーナーに自爆させられてしまうと、ショルダーバスターで追撃を許した。

 ラ・ミスティカを切り抜けたデスペラードはマフラーホールドを狙うが、石森にYes Lockで切り返される。これを再び切り返してマフラーホールドからヌメロ・ドスへと移行しようとしたところでまさかのホルヘ・リベラ・スペシャルで押さえ込まれ3カウントを奪われてしまった。

 優勝候補の大本命と目されながら序盤で早くも2敗目。バックステージでは「やられた、クソー! チクショウ…やっぱり石森太二だな。BOSJ公式戦が何個あるとか関係ねえよ。何個負けたらどうとか、どうでもいいよ。こっからやる相手…ああ、初めて出たヤングライオンみてえなこと言うの恥ずかしい。何年も何してたんだ、俺は。クソッ!」とくやしさをあらわにした。

「俺、チャンピオンだぞ? 1勝2敗か、情けねえな。やる前に『全試合タイトルマッチのつもりで来い』って言って、もう2回負けてらあ。ざまあねえな」と自嘲したデスペラードだが、次戦(17日、代々木)のMAO(DDT)との公式戦に向けた思いは強い。「味わわせてくれよ、普通のリングだけでやってたら味わえない感覚を。そのためにお前は来たんだろう」と呼びかけていた。