MLB公式サイトは13日(日本時間14日)に「苦戦するオリオールズを諦めない5つの理由」というタイトルの特集記事を掲載し、借金9でア・リーグ東地区最下位に沈むオリオールズ浮上の可能性を検証した。

 1番目は「打者たちはこんなものではない」だ。「現在、OPSはメジャー21位、得点24位、出塁率26位」というオリオールズ打線だが、同サイトはヘンダーソン、オニール、ラッチマンらの名前を挙げ「今は低迷しているだけで、これから上昇していくだろう」と楽観視した。

 2番目に「ホリデーが調子を取り戻しつつある」を挙げた。昨季、メジャーデビューを果たした21歳の二塁手は「最近16試合で打率3割2分7厘、出塁率4割1分1厘、長打率4割6分9厘、2本塁打、7打点をマーク。三振率が昨年の33・2%から今季は24・6%に低下しているのは明るい材料」と期待を寄せた。

 3番目は「先発投手陣が健康になり始めた」。同サイトは「右広背筋の肉離れで戦線離脱していたエフリンが復帰」「開幕から不調だったモートンがようやく本来の力を発揮し始めた」と指摘。「4月は不調だったクレマーはその後好調を維持」「菅野智之投手(35)もシーズンを通して好調をキープしている」と紹介した。だが「補強は必要」と付け加えた。

 4番目は「この(ア・リーグ東)地区のワイルドカード争いで誰も引き離していない」だ。同サイトは「もしオリオールズがナ・リーグ西地区にいたら既に埋もれていたことは想像でき、ドジャースとは11ゲーム差をつけられていただろう。だが、月曜日にオフを迎える時点ではヤンキースとは7・5ゲーム差、ア・リーグのワイルドカード最終枠とはわずか5・5ゲーム差である」ことから、巻き返しのチャンスは十分にあると説明した。

 最後は「フロントとオーナーは相当なプレッシャーを感じているだろうが、それはいいこと」とした。先週、エライアス編成本部長が会見を行い、チームについて「非常に楽観視している」と語ったことを受け、「ファンにとっては明るい兆し」と指摘。今後は補強や若手有望株のメジャー昇格など積極的に動く可能性を期待した。