ソフトバンクは11日のオリックス戦(京セラ)に7―1の快勝を収めた。「8番・捕手」で出場した嶺井博希捕手(33)が2発を含む3安打猛打賞、全7打点を叩き出す大暴れ。試合後、小久保監督は開口一番「嶺井さまさまです」と最敬礼だった。
2回に貴重な2号先制2ランを放つと、4回は中押しの3号3ラン。8回にはダメ押しの2点適時二塁打で獅子奮迅の活躍だった。先発マスクは直近10試合で6度。指揮官は「もともと打撃が良いので主力が抜けて、スタメンの回数を増やしていくというのが一つの策だった」と起用意図を説明した。主軸を欠き、得点力を重視する戦い方を優先。打力を買われての起用に応えることで、出場機会を増やしている。
この日はリード面でも上沢を8回無四球、1失点の好投に導いた。ツーシームで内角を突いて打たせて取り、96球とリズムよくアウトを積み重ねた。指揮官は「うまく上沢の良さを引き出してくれた」と高く評価。ベテラン捕手の申し分ない働きに最後まで称賛を惜しまなかった。
正捕手不在の転換期を迎えているソフトバンク。プロ12年目の33歳が、強みを発揮して存在感を放っている。












