単独最下位に沈むソフトバンクは1日の日本ハム戦(みずほペイペイ)に2―3で逆転負けを喫し、今季2度目の5連敗を喫した。借金は今季ワーストを更新する「7」となった。

 この日も本拠地で白星を届けられず、ホーム戦績は2勝11敗1分け。本拠地の全2勝をマークしていた先発・上沢は122球の力投で7回3安打、3失点でまとめたが、得点力不足にあえぐ打線からの援護は2点が精いっぱいだった。

 現場は苦境を打破しようと懸命に戦っているが、負の連鎖をなかなか断ち切れない。試合後、王球団会長も「投打のかみ合わせが本当に悪い。何とかして、ここを突破しないとね…」と辛抱を強調するしかなかった。

 この日、球団は周東佑京内野手(29)の「右腓骨骨折」、今宮健太内野手(33)の「右前腕屈筋群の筋挫傷」を発表。球団リリースは「競技復帰時期」も合わせて公表されてきたが、今回は併記されなかった。周東の「骨折」の2文字は重傷を連想されがちだが、本人の「最短10日で戻るつもりだったし、痛みが引けば戻る」という言葉通り、長期化は避けられそうだ。今宮も「守れなければ需要はない。(抹消は)その中での判断。ただ、そんなに時間はかからないと思う」と力強かった。

 すでに精神的支柱の柳田と主軸の近藤を欠き、輪をかけて代えがきかない今宮と周東まで長期離脱となれば、チームの士気にも影響する。球団側が復帰時期の見通しをあえてアナウンスしなかったのは、この2人だからこそだという。

 周囲に弱みを見せることを嫌い、絶対的な主力である自覚も人一倍強い。首脳陣もそんな2人の性格を熟知。球団が想定しているよりも早く一軍の戦場に戻ってくるのは間違いない。2人が「いける」となった時が復帰時期。「強い選手」の象徴である2人らしい「非公表」だった。