ソフトバンクは4月30日の日本ハム戦(みずほペイペイ)に1―6で敗れ、今季2度目の4連敗。借金は今季ワースト、小久保政権下でも最多の「6」にまで膨らんだ。
指揮官の口は重たかった。バントミスからの併殺打、さらにミスが重なっての失点など精彩を欠いた展開に対する報道陣の質問に「まあ…その通りですね」と言葉少な。最後には「(状況は)急には変わらない。明日から新しい月ですから、気持ちを切り替えて」と懸命に前を向いた。
昨年は4月終了時点で貯金は12。スタートダッシュを決めて勢いをつけ、そのままリーグ制覇を果たした。それが今年は借金6で最下位。序盤から近藤、柳田といった主力に故障者が続出し、開幕時とは全く異なった戦い方を強いられている。
こうした現状にチームは試合後、全体ミーティングを実施。今シーズンでは初めて、年間を通して好調だった昨季もほとんど行われなかった試合後の集合が「異例さ」、および「緊急事態」の度合いを表していた。小久保監督は「勝負事は細部に宿る。皆、開幕からどこかおかしいと思っているところがあると思う。細かいところを見つめなおしていこう」とナインに伝えたという。
攻撃陣では開幕オーダーの上位打線が離脱していることもあり、得点力不足が課題。守備も昨季の失策数はリーグ最少の「53」だったが、今季は26試合を消化しすでに「20」と、つぶすべき問題点は山積している。
ミーティングの効果がすぐ出るかどうかは不透明だ。それでもチームの切迫感だけは伝わってきた。細部を見つめなおすことで〝逆襲の5月〟とすることが果たしてできるだろうか。長いトンネルの出口は、いまだ見えてこない。












