ソフトバンクは29日の日本ハム戦(みずほペイペイ)で延長10回に1―2で敗れ3連敗となった。接戦を落とした上に、この日の試合前には主力である周東佑京内野手(29)が右ヒザ痛で登録抹消された。

 練習ではキャッチボールや打撃練習などをこなし外野をトレーナーと歩いていたが、その後に小久保監督と話し合い、抹消に至った。

 周東は「打つのは大丈夫なんですけど走れなかったので、中堅で出るとなった時にキツいのかなと。このまま(一軍に)いてもというところで」と説明。「最短で戻る気持ちではいます」と10日間での復帰に意欲を見せたが、チームにとって痛手であることは違いない。打率3割4分5厘、6盗塁とリードオフマンとして打線をけん引してきた鷹の韋駄天。それに加えて今季は走者をかえす主軸の役割も担ってきた。

 今季の得点圏打率はチームダントツの4割7分4厘でリーグでも2位。12打点はパ6位の成績で、ランキングには各チームの主軸が並ぶ中、1番打者の周東が名を連ねる。好調の要因について「(昨年は)入り込みすぎてとかここで打たないととか余計なこと考えていたが、今年はどういう球を待ってどう打つか、明確になって打席に立てている」と語っていた。

 チームは得点力不足が課題。周東が出場していない試合は全て3点以下に終わっている。出塁しホームにかえるだけでなく、走者をかえす役割もこなしていた背番号23の不在は大きい。チーム内からは「(他の選手で)穴を埋めるとかではない。いる選手で個々の特徴を生かせるように」との声もある。若鷹を中心に、点を奪う方法を模索していくしかない。