コンディション不良で登板回避が続いていた大勢投手(26)が5日のヤクルト戦(東京ドーム)で8回に復帰登板した。
3―2の8回に5番手として登板。最速は155キロをマークし、古賀と武岡からフォークで空振り三振を奪うなど危なげなく3人斬り。1回無安打無失点の好リリーフを見せた。
試合後は「無事に投げられたので良かったです」と安堵。復活の背景には、大勢の祖父・八五郎(やごろう)さんから飛ばされたゲキが大きかったという。
「一昨日おじいちゃんから電話かかってきて『最近お前に一番足りてないのは気合や』って言われたんで、今日は気合だけ入れてからいきました」と大勢。「『腑抜けてる』『だからコンディションを悪くしてる』『もっと腹据えて投げろ』って言われました」と容赦ない一撃を浴び、「その言葉を思い出しながら、腹くくって投げました。1点差だったんで、よりその言葉を思い出しながら」と孫も精いっぱい、投球で応えた。
「めったに(電話を)かけてこないですけど、多分心配したんだと思う」という孫思いな八五郎さんとは「家の裏にバッティングゲージ建ててくれたり、中学校で硬式野球を始める時にグローブとボール1ダース買ってくれて、それで練習したり。高校野球もいっぱい連れて行ってもらいました」と野球にまつわるたくさんの思い出がある。
さらには「タイガース戦の前によく(電話を)かけてきてます。森下とテルさんは歩かせろって、連絡が来ます」と茶目っ気のある一面も。
〝祖父の気合〟を背に頼れる右腕が8回のマウンドに戻ってきた。












