ソフトバンク・倉野信次投手コーチ(50)が28日、攻撃陣が苦しい状況において、投手陣に伝える思考を明かした。

 チーム打率、得点数などでオリックスに次いでリーグ2位の成績を残すホークス攻撃陣。しかし、主力打者の故障などもあり、開幕時とは違う戦い方を強いられている。直近10試合で3得点以下は8試合、得点力不足が課題だ。

 得点が入らないことにより投手陣も窮屈になり、本来の力を発揮できないケースもある。倉野コーチは選手に「とにかく目の前のやるべきことをしっかり、自分のパフォーマンスを最大限発揮することだけに集中しよう」と伝えているという。

「投手の仕事は最少失点で抑えること。打ってくれるとか、打ってくれないとかそういうことは一切関係ないし、考えてはいけない。5点取られたって6点、7点取ってくれたら勝てる試合だってある。あまり味方が何点取るとか考える必要はない」(倉野コーチ)

 こうした状況下において、頼もしいのが救援陣の復調だ。開幕当初はなかなか本来の力を発揮できずに、終盤に展開をひっくり返される試合も目立った。しかし、開幕から1か月が経過し徐々に調子は上向きに。直近5試合に限れば、救援防御率は0・95と圧巻の数字だ。

 加えて倉野コーチは選手たちの貪欲な姿勢を感じ取っている。「9連投するつもりでとは言わないですけど、それぐらい意欲がある投手ばかり。『俺を出してくれ』という雰囲気が出ている」と今季最長の9連戦を前に頼もしさを口にした。

 9勝13敗2分けと波に乗り切れていない状況で迎える9連戦。一丸となって勝ちをつかみに行く。