ソフトバンクは27日の楽天戦(楽天モバイル)に延長11回の末、2―3のサヨナラ負けを喫した。土壇場の9回に柳町の2号ソロで試合を振り出しに戻したが、最後は8番手・津森が痛打を浴びて終戦。敵地で初戦を取りながら連敗でカード負け越し、今季の楽天戦はこれで1勝5敗となった。3、4月は9勝13敗2分けで、2試合を残して負け越しが決定。小久保政権では初の月間負け越しとなった。

 借金4の単独最下位。ただ、暗い話題ばかりではない。この日は不調に苦しむ4番・山川穂高内野手(33)が2安打、2四球の4出塁で打率を2割台に回復させた。12試合ぶりの複数安打に「今日は(感覚的にも)すごくよかった。良いポイントで打つと、ボールの見え方もいい。こういうきっかけをつくっていきたい」と笑みが浮かんだ。

 29日から始まる9連戦を前に「そこはやっぱり(気分的にも)全然違います」とうなずいた山川。鷹の命運を握る不動の4番に、光明が差し込んだ一日だった。