ナ・リーグ中地区首位を快走するカブスに激震が走った。先発ローテーションの柱・今永昇太投手(31)が5日(日本時間6日)、左ハムストリングの張りにより15日間の負傷者リスト(IL)入りしたと球団が発表。メジャー2年目にして初のIL入りとなった。
今永は今季8試合に先発し3勝2敗、防御率2.82と安定感を誇ってきたが、5日(同6日)の敵地ブルワーズ戦で一塁ベースカバーに入った際に左脚を痛めて途中降板。詳細な検査結果は公表されていないが、クレイグ・クーネル監督は「長期離脱の可能性もある」と語っており、カブスは慎重な姿勢を見せている。
さらにカブスは、すでにもう1人の「先発柱」となっていたジャスティン・スティール投手(29)を左肘の故障で今季序盤に失っており、ローテーションの再構築を迫られている状況だ。
そうした中、米メディア「ヤードパーカー」は、カブスが先発補強に向けて動き出す可能性を指摘。ターゲットとして名前が挙がっているのが、レイズ時代に2023年ア・リーグ最多勝(16勝)をマークしたオリオールズのザック・エフリン投手(31)だ。米全国紙「USAトゥデイ」の名物記者ボブ・ナイテンゲール氏によれば、今季13勝20敗とア・リーグ東地区最下位に沈むオリオールズが今後優勝戦線から脱落すれば、エフリンをはじめとした主力放出に動く可能性があるという。
エフリンは現在、軽度の故障で戦列を離れているものの近日中に復帰予定で、回復すれば先発ローテーションの中核を十分に担える実力を持つ右腕だ。昨季のレイズでの実績を含め、制球力とゲームメイク能力に定評があり、カブスのローテ再編において理想的な補強ターゲットとも言える。
球団は当面、ブルペン要員の起用やトリプルAからの昇格でローテをしのぐ構えだが、編成トップのジェド・ホイヤー球団社長(51)も今永の状態について「15日で戻れるとは限らない」とコメントしており、先発投手の早期補強は既定路線とも見られている。
再び投手難に陥ったナ・リーグ中地区の雄・カブス。今永の戦列復帰はいつのなるのか。加えてその打開策となるかどうか、カブスの動向と最多勝右腕・エフリンの去就にも焦点が当てられようとしている。












