ヤクルト・村上宗隆内野手が17日の阪神戦(神宮)で上半身のコンディション不良から実戦復帰。だが、4―5と1点ビハインドの9回二死二塁で迎えた第5打席の途中で、脇腹付近への異変を訴え交代を要求し、無念の表情で一塁ベンチへと下がった。

 一打同点、一発が出ればサヨナラとなる絶好機で千両役者が打席へ――。神宮の杜に集った燕党たちのボルテージが最高潮まで達したその時、背番号55の表情が苦悶で歪んだ。相手守護神・岩崎の投じた外角高めへの直球を強振した際に、脇腹付近を痛めたとみられ、球審にタイムを要求するとそのまま一塁ベンチへ。高津監督も代打・赤羽を打席へ送った。

「自ら『痛い、痛い』と訴えるタイプではない」(球団関係者)という村上だけに、一連の交代劇からは深刻さがにじむ。XなどのSNSでも「あんなに痛そうにしている村上の表情は見たことがない」、「せっかく復帰したばかりなのに…」などの悲鳴が上がった。