巨人が16日のDeNA戦(東京ドーム)で投打がガッチリとかみ合って5―0で快勝し、4カードぶりの勝ち越しを決めた。主砲・岡本には2打席連続アーチが飛び出し、投手陣は先発・山崎伊織投手(26)が7回無失点の好投で無傷の3連勝。投手陣が2試合連続の零封勝利を飾った背景には、新助っ人が呼びかけた異例の決起集会の影響もあるようだ。
先発の山崎は初回から3者連続三振と抜群の立ち上がりを見せると、その後は要所を締めてスコアボードに「0」だけを並べた。8回からは救援陣にバトンを渡し、自身の開幕からの無失点記録を23イニングまで伸ばした。
阿部監督も「完璧な投球だったんじゃないかと思います」と文句なしで、3回の4号ソロと5回の5号2ランで突き放した岡本の活躍にも「それで勝てたようなものなんでね」と脱帽した。
前日15日はわずか1点のリードを守り抜き、この日は山崎―高梨―中川の継投でシャットアウト。投手陣全体が快進撃を見せる裏には、新守護神のライデル・マルティネス投手(28)が主催した食事会も好影響を与えているようだ。
チーム関係者は「先週末の広島遠征の際に、ライデル主催で投手陣の決起集会が行われたんです。それをきっかけにみんなかなり気合が入ったように見えますね」と打ち明けた。
広島市内の焼き肉店で行われた会には救援陣だけでなく、この日先発した山崎など一部の先発陣も参加。出席者の一人である大勢によると「ライデルが『自分の歓迎会を開いてくれたお礼がまだできてない』と会を主催してくれたんです。会の中で、彼の優勝にかける熱い気持ちが伝わってきて、投手陣はかなり一致団結したいい会になりましたよ」という。さらに「お店選びや予約などは長野さんが裏でやってくれて…。支払いはライデルがしようとしたんですが、高梨さんが『ここは先輩の俺が払う』と払ってくれて。自分はただ用意された席でおいしいお肉を食べただけです(笑い)」と先輩たちの配慮に感謝した。
粋な計らいを見せた高梨は「粋じゃなくてイキッただけです」と謙遜したが「あれをきっかけにライデルがさらになじんだ気がするのでよかったです」と笑顔。マルティネス本人も「自分を迎え入れてくれたみんなにしっかりとお礼がしたかったんだ」と思いを明かした。
異例ともいえる新助っ人が企画した食事会。奮戦するG投にとって有意義な時間となったことは間違いない。












