セ5球団との対戦が一巡した巨人は14日時点でリーグ5位。3連敗中ながら6勝7敗1分けで勝率5割前後をキープしている。

 広島戦(マツダ)でスイープされ、阿部慎之助監督(46)も「悔しいけど、まったく流れが来なかったな」と肩を落としたが、投手陣はおおむね粘り強さを発揮している。

 11日のカード初戦こそエース・戸郷が4回途中10失点と炎上し、チーム防御率はリーグ4位の3・00となっているが、12日は赤星が6回1失点、13日の石川も5回3失点(自責1)と奮投。井上や山崎ら他の先発陣も安定感を見せ、新方程式の大勢&マルティネスは失点すら許していない。

 今季のG投は新加入も含めて多くを若手選手が占め、チーム関係者からは「今年の投手陣は例年以上に雰囲気はいいはず」との声も聞かれる。そんな強固なチームワークを築く一助となっているのが、全世界で累計1億ダウンロードを誇る大人気アプリ「ポケポケ」だという。

 このアプリは人気アニメ&ゲームシリーズ「ポケットモンスター」のカードゲームをアプリ化したもの。実際のポケモンカードを所持していなくてもスマートフォン上で対戦などができる。

 チーム関係者の一人は「チームの中でも選手、コーチ、裏方を問わずやっている人はかなり多いですよ。老若男女問わずできるのでいいコミュニケーションツールになってますね」と明かす。ある選手も「練習後などに対戦したりすると盛り上がりますし、みんな負けず嫌いだから野球と同じくらい勝ち負けにこだわります(笑い)」と告白した。

 結構な熱の入れようだが、チーム随一の強さを誇るのが石川だそうだ。本人は昨オフに加入したとあって「ポケポケは野球と同じく頭を使うゲーム。空いた時間にみんなで楽しめるのがいいですよね」と親睦を深めるための強い味方であることを明かしていた。

 何はともあれ、〝ポケポケ効果〟で雰囲気は上々。15日からの本拠地・東京ドームでの3連戦は、くしくもアプリの開発元であるDeNAと対戦する。「ポケポケ」と同様にピシャリと攻略したいところだ。