米国・AEWの「AEW DYNAMITE」が16日(日本時間17日)に放送され、オーエン・ハート杯男子トーナメント準決勝でKONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29)が、ウィル・オスプレイ(32)に、大激闘の末に惜敗を喫した。

 8人参加の同トーナメント優勝者は、7月12日(同13日)のビッグイベント「ALL IN TEXAS」(テキサス州アーリントン)で、AEW世界王座(現王者はジョン・モクスリー)に挑戦する。新日本プロレスではNEVER無差別級王者として君臨する〝ジ・アルファ〟は世界王座初戴冠を狙い、AEWマットで抗争を繰り広げてきたオスプレイとの決戦に臨んだ。

 序盤から両雄は真っ向勝負を展開。竹下が得意のノータッチトペ・コンヒーロを放てば、オスプレイも鋭角なキックで対抗。ジ・アルファがコーナーで雪崩式のレイジングファイヤーを仕掛けると、オスプレイは空中で回転しスタナーで切り返した。さらに場外の花道でオスカッターをさく裂させて譲らない。

花道でオスカッターをさく裂させるウィル・オスプレイ(左) ©All Elite Wrestling
花道でオスカッターをさく裂させるウィル・オスプレイ(左) ©All Elite Wrestling

 ジ・アルファはデッドリフト式のジャーマン、ブルーサンダーボムの猛攻。オスプレイが人でなしドライバーからジャーマンでぶっこ抜く竹下得意の連係攻撃を見せると、竹下もおきて破りのヒドゥンブレードを叩き込む。激しい大技の応酬で両者ダウン。AEW実況陣からは「これも最高の試合の一つだ」と〝名勝負認定〟される大激闘となった。

 竹下はコーナー上段から雪崩式のラリアートをぶち込むが、オスプレイはこれを回転して着地する離れ業で決めさせない。すかさずヒドゥンブレードを叩き込むも、竹下も執念で3カウントを許さなかった。ただ、再三のレイジングファイヤーを決めきれず、スタイルズクラッシュを浴びてしまう。それでもヒドゥンブレードをかわして強烈なニーアタックを放ったが、ジャンピングラリアートを防がれ巧みに体を入れ替えられた。そのまま必殺のストームブレイカーでマットに沈められ、3カウントを聞いた。

 21分3秒の熱戦も、あと一歩及ばず準決勝敗退。勝ったオスプレイは5月25日のPPV「Double or Nothing」(アリゾナ州グレンデール)で行われる決勝戦で、カイル・フレッチャーvs〝ハングマン〟アダム・ペイジの勝者と、オーエン杯優勝トロフィーとAEW世界王座挑戦権をかけて激突する。