ナイトクラブで発生した天井崩落事故により死亡した元プロ野球選手、トニ・ブランコ氏(享年44)の追悼行事が10日、ドミニカ共和国の首都サントドミンゴ近郊で営まれた。 
 
 複数のメディアによれば会場にはブランコ氏のひつぎが安置され、参列した家族や友人らが最後の別れを告げた。弔問客は「トニよ、永遠に」と偉大なアスリートの死を悼んだという。

 ブランコ氏は屋根の崩落直前、西武、オリックスでプレーしたエステバン・ヘルマン氏(47)を突き飛ばして命を守ったという。ヘルマン氏はこの日、自身のインスタグラムのストーリーズでブランコ氏とのツーショット写真を投稿し、その死を悼んだ。

 現地対策本部は10日、崩落による死者が221人になったと発表。現場での救助活動を終了し、崩落原因の究明と遺族の支援に当たる。同国のルイス・アビナダー大統領は服喪期間を当初の3日間から6日間に延長した。

 持ち前のパワーで長距離砲として活躍したブランコ氏は日本で数多くのタイトルを獲得。中日、DeNA、オリックスでプレーした。