中日は8日の広島戦(岐阜)で延長12回に1―1の引き分け。打線はわずか3安打で、8回途中4安打1失点と好投した先発・マラーを援護できなかった。井上一樹監督(53)は「(マラーには)点が取れずに勝ち投手にできなくてゴメンなと言った。(本人は)ノープロブレムと言っていたが勝ち投手にさせてあげたかった」と申し訳なさそうな表情を浮かべた。
開幕から10試合を戦って16得点は12球団でぶっちぎりの最下位。中軸の石川昂が打率1割2分8厘、0本塁打、3打点、細川も同1割8分5厘、1本塁打、3打点と低空飛行が続いているだけに井上監督ももどかしいところだ。
開幕から全試合で4番を任せている石川昂にスランプを脱出する気配がないだけに、外野からは打順変更も含めたさまざまな意見が飛び交いつつある。
だが、中日OBで本紙評論家の宇野勝氏は「開幕した時期に調子が悪い状態が重なってしまったが、中日は細川と石川昂の2人が打たないと何ともならない。調子はそのうち上がってくると思うから、それまで待つしかない」とまだ慌てる時期ではないとみている。
さらに「岡林と細川、石川昂の3人は動かさずに一塁、二遊間、左翼は調子のいい選手を使っていけばいい。中田翔や上林もいる。開幕したばかりだし、今の時点では4番・石川昂と心中するぐらいの気持ちでいいのではないか」と大砲候補のポテンシャルにかけるべきだと語った。
「細川も石川昂も打撃フォームが変わっている。細川はノーステップで打ったり、石川昂も左足を開いてオープン気味に立っていた。いろいろ悩んで試行錯誤しているんだろうが、お前らもう好きにやれぐらいでいいんじゃないか」(宇野氏)
4月戦線で上昇気流に乗るためには石川昂と細川の力が不可欠。今は我慢の時のようだ。












