米大リーグ・フィリーズのスーパースター、ブライス・ハーパー内野手(32)のドジャースを擁護するような〝負け犬発言〟が波紋を広げている。

 ワールドシリーズを制覇し、なおかつ球界の批判を恐れない大補強を続けるドジャースについて、ハーパーは「彼らがやっていることに文句を言うのは、負け犬だと思う。彼らは素晴らしいチーム、素晴らしい組織だ。だからこそ選手はそこに行ってプレーをしたいと思う」と私見を述べていた。

 大胆な発言を米メディアも大きく報じたが、論調はさまざまで「エッセンシャリースポーツ」は「ハーパーの言うことは一理あるかもしれない。他のチームはもっとおカネをかけて、よりよいチームを編成する責任がある」と肯定的に伝えている。

 ドジャースはスネル、佐々木、コンフォート、イェイツ、スコットに加え、T・ヘルナンデス、Kヘルナンデス、カーショー、トライネンと再契約。繰り延べ金を乱発させながら戦力を増強させる姿勢が「悪の帝国」「乱獲」と批判され、他球団オーナーから球界のバランスの壊すとの指摘も続いたが、ハーパーは「彼らはやるべきことをやっている」と企業努力とし、批判は筋違いとしている。

 一方で「TPS」は「ハーパーはこの発言で批判を浴びている」とファンの反応を紹介。「ドジャースに勝つか、だまるかだ」「彼も負け犬だ」「ドジャースに入団したがっているなんて」…。フィリーズはドジャースの連勝をストップさせるなど好調だが、ハーパーは29打数7安打で打率2割4分1厘、1本塁打とここまでスロースターターぶり。敵を擁護する発言だけに、すんなり容認できないのかもしれない。