フィリーズのスーパースター、ブライス・ハーパー内野手(32)がドジャースの資金力にモノを言わせた大補強について私見を口にした。4日(日本時間5日)のドジャース戦(フィラデルフィア)を3―2で勝利し、ドジャースの連勝を8で阻止。この日は音なしに終わったハーパーだったが、ワールドシリーズを制覇し、なおかつ球界の批判を恐れない補強を続けるドジャースについて注目発言をした。

「彼らがやっていることに文句を言うのは負け犬だと思う。彼らは素晴らしいチームだ。素晴らしい組織だ。だからこそ選手はそこに行ってプレーをしたいと思う」。スネル、佐々木、コンフォート、イェイツ、スコットに加え、Tヘルナンデス、Kヘルナンデス、カーショー、トライネンと再契約。繰り延べ金を乱発させながら戦力を増強させる姿勢が「悪の帝国」「乱獲」と批判され、他球団オーナーから球界のバランスの壊すとの指摘も続いた。

 しかし、ハーパーは「ロサンゼルスはプレーするのに素晴らしい街。食べ物からナイトクラブ、レイカーズまで、あらゆる世界のメッカです。彼らはこれからも選手を獲得し続けるでしょう。選手を引き抜くでしょう。ブルペン、先発、海外選手などんなことでもする。彼らはやるべきことをやっているんです」と理解を示した。

 フィリーズもターナー、ノラ、ウィーラー、リアルミュートら高額年俸を稼ぐ選手が多く、ハーパー自身も2019年にFAで13年3億3000万ドル(約484億7800万円)の大型契約を結んでいる。それだけに〝企業努力〟を悪とされることにはだまっていられなかったようだ。