広島は2日のヤクルト戦(神宮)で延長10回、4―5と今季初のサヨナラ負けを喫した。
試合は2回に新助っ人・サンドロ・ファビアン外野手(27)が一時逆転となる来日1号2ラン、6回には今季初スタメンの6番・末包昇大(28)の1号2ランのアーチ攻勢で、7回終了時点で4―1と3点をリード。だが、この日は中継ぎ陣が誤算だった。
8回4番手で登板したテーラー・ハーン(30)が大乱調。先頭・サンタナの不運な内野安打をきっかけに崩れ無死満塁とされると、二死から古賀に左翼線に走者一掃の同点適時打二塁打をあび、4―4の同点にされてしまった。赤ヘルにとっては想定外とも言える展開で延長戦に突入すると、延長10回には6番手・塹江も燕打線に捕まった。先頭・オスナに左中間二塁打を喫し、無死一、二塁で迎えた途中出場の丸山和に右前適時打を浴び、力尽きた。
〝まさか〟の展開のきっかけを作ってしまったハーンは試合後「コントロールがままならず、自分を追い込んでしまった」と苦い表情で振り返り、サヨナラ打を浴びた塹江も「何とかゼロでつなぎたかった」と肩を落として球場を後にした。
さらに、延長戦では、今後の戦いに暗雲が漂う事態も起きてしまった。 4―4で迎えた延長10回表。無死一塁から1番・二俣翔一(22)が、燕の4番手・小澤の内角球に犠打を試みたが、バットに当たった打球が、ダイレクトで自らの顔面を直撃。二俣は顔に手に当てたまま、そのまま動くことができず、そのまま途中交代となった。試合後の球団トレーナーによると、二俣は打球直撃の衝撃で歯を数本折り、口内を切れ、試合終了を待たずに都内の病院に向かったという。
前カードの阪神戦ではベテラン・秋山が走塁中に右足首を痛め、新助っ人・モンテロも打席でのスイングで右わき腹を痛め、それぞれ1日までに登録を抹消した。5年目の二俣はプロ入り初めて開幕スタメンに名を連ねて、この日まで全試合1番打者で起用されていた。開幕4試合目にして、故障者の連鎖が止まらない状態となっている。












