阪神は1日のDeNA戦(京セラドーム)の試合前に球団創設90周年記念の開幕セレモニーを行った。「メモリアルファーストピッチ」では、掛布雅之OB会長、川藤幸三氏、矢野燿大氏ら8人が一斉に投球し、会場を盛り上げた一方で、前監督の岡田彰布顧問(67)は体調不良のため欠席。場内アナウンスされると、スタンドからは「え~~!」とどよめきが起こった。

 また、セレモニーでは大の虎党で知られる世界的俳優の渡辺謙(65)がナビゲーターを務め、今季のスローガン「鼓動を鳴らせ。虎道を進め。」を球場に詰めかけたファンとともに復唱。さらにはスタンドに向かって「一投一打に込めた魂でつくり上げた90年。1つの勝利、悔しい敗戦を積み重ねてこの90年の歴史をつくってきたんです。伝統は重さではなく、輝きであり、誇りです!」と力強く訴えた。

開幕宣言する渡辺謙
開幕宣言する渡辺謙

 セレモニー後は「1ファンとして光栄です。あんまりふざけすぎないように盛り上げたいなと思っていたので、やらせていただいたかいがあります」とニッコリ。その上で、今季から就任した藤川球児監督(44)の戦い方について「(広島との)1戦目の9回の裏の投手交代や、2戦目の石井くんの回またぎ絶対に勝ち越すという強い思いを感じました。今は練り上げていく段階だと思うので、とても可能性を見せてくれた3連戦でした」と興奮気味に話していた。