全日本プロレス29日の大田区総合体育館大会で、アジアタッグ王者の安齊勇馬(25)、ライジングHAYATO(26)組が大森北斗(29)、吉田隆司(42=ドラゴンゲート)組の挑戦を退け、5度目の防衛に成功した。

 大森の猛攻にさらされ、あわやの連続だった。ドラゴンスープレックスホールドを何とかカウント2で返した安齊は、無想一閃(変型ドライバー)まで浴びてしまう。しかしHAYATOのカットで九死に一生を得ると、ナルシストプレスにヒザを立てて迎撃した。

 安齊は大森の背後から後頭部へのジャンピングニーを決め、エルボーで反撃を許しながらも正面から再びジャンピングニーを発射。最後はギムレット(変型シットダウンパワーボム)をさく裂させて3カウントを奪ってみせた。

大森北斗(中)に高難度の合体ジャーマンを決める安齊&HAYATO
大森北斗(中)に高難度の合体ジャーマンを決める安齊&HAYATO

「大森北斗…どっちがカッコイイか、ずっと言い争ってきたけど、今日はちょっとだけ俺の方が強くてカッコよかったな。ただお前のプロレス、俺は好きだし、今日は俺の次くらいにカッコイイと思いました」と勝ち誇った安齊の次なる目標は春の祭典「チャンピオン・カーニバル」(4月9日、後楽園ホールで開幕)だ。

「今年までかな、俺が最年少優勝を狙えるのは。必ず結果出します」と、青柳優馬の持つ最年少優勝記録(26歳6か月)の更新に意欲を見せていた。