第97回選抜高校野球大会第2日(19日)第2試合で優勝候補の横浜(神奈川)が市和歌山に4―2と快勝した。大会屈指の右腕・織田翔希(2年)と左腕・奥村頼人(3年)が評判通りの〝無双継投〟を披露し、チームを13年ぶりのセンバツ初戦突破に導いた。
先発の織田は最速152キロを計測するなど5回を5安打2失点に抑え、奥村頼は6回からノーヒット投球を見せたが、大阪桐蔭OBで高校野球ユーチューバーの田端ブラザーズこと田端良基氏はこの2人をどう見たか。
まず織田の成長に驚きを隠せなかった。「2年になったばかりですよね。伸びまくっている。あれで152はエグい。気温8度くらいの中であの速球はやばいです。速い系の変化球があったらいいと思いましたけど、それも必要ないくらいのすごさでした。関東大会はぎこちなくてヒジの使い方が変だったけど、修正してよりしなるフォームになっていた」
田端氏が見た昨夏の織田は最速146キロ。そこから6キロアップしており「春のセンバツをにらんで急ピッチで仕上げてそれなんで、もっとじっくりやったらどうなるのかという怖さがある。じゃあ来年も、もう6キロ伸びるのかという話になってくる。調整の難しい時期に6キロ伸びてきてることにビックリです」と急成長に声を震わせた。今大会は健大高崎の石垣元気(3年)が最速158キロで注目を集めるが「僕は織田君の方にすごさを感じます」とした。
奥村についても「実践力が高く、コースの投げ分けもいいし、右打者へのチェンジアップが抜群でした。織田君は後半はとらえられていたし、トータルでは奥村君の方が上。奥村君がすべて完投できる体力があれば優勝できるでしょう。でも基本的に織田君を育てたいというのがあると思う」と見ている。横浜を頂点へと導く無敵の左右の両輪に違いない。












