ドジャースの「王子」ことタイラー・グラスノー投手(31)がグラウンド内外で日本を満喫中だ。

 カブスとのMLB開幕シリーズ(18、19日=東京ドーム)を控える中、チームとともに来日中の右腕は16日に行われた阪神とのプレシーズンゲームに6回から登板。9回までの4イニングを2安打7三振に封じ、猛虎打線に追加点を与えなかった。

 慣れない環境での登板にもグラスノーは全く動じることなく「よかったよ。ウオームアップの仕方やブルペンの位置が違ってて新鮮だった。でも気に入ったよ。(球場内の)雰囲気がすごく楽しかったし、観客がみんな試合に集中していて、とてもクールな経験だった」と長髪をなびかせた。

 日本では応援方法もメジャーと異なり、投球中には阪神側の応援歌が流れた。それでも「最高だね!」と大歓迎の様子で「野球のファンとして、世界でもトップクラスの熱量を持っていると思う。日本に来て、ファンの愛を感じられるのは本当にうれしい」と王子らしさ全開だ。

 そんなイケメンの素顔は「超」がつくほどアクティブ派。オフにはケガにつながる恐れもあるスカイダイビングにチャレンジしたり、世界遺産のマチュピチュの断崖絶壁で記念撮影してみたり…。そんな男が日本に来てジッとしているわけもなかった。

「いろいろ行ったよ! 築地(魚市場)には2日続けて行ったし、たくさん食べた。(別の)いろんなエリアを回ったよ。どこだったか名前は忘れたけど、いろんなところに行ったね。あと、フィアンセと一緒にマッサージにも行ったり、一日中歩き回ったよ」

 すっかり日本を気に入ったグラスノーは「大好きだね。本当にクールな場所だよ。食べ物も最高だし、人も親切だし、みんな野球を愛している」と〝ジャパン愛〟を爆発させ、ついには「もし年を取ったら日本でプレーするのもアリかもね!」とまさかのNPB移籍も視野に入れたほどだ。

 昨季は開幕投手を務め、その風貌から日本のファンに「王子」とも呼ばれているグラスノー。もしかすると…もしかするかもしれない。