WWEの〝ウェイワード・サムライ〟こと中邑真輔(45)が、抗争を続ける〝メガスター〟LAナイト(42)に敗れ、無念のUS王座陥落となった。
昨年11月にナイトを下し、3度目のUS王座戴冠。王者となってもナイトには卑劣な襲撃を繰り返してきたが、先週のスマックダウンで前王者ナイトが挑戦者決定トーナメントを勝ち抜き、正式に挑戦権を得た。7日(日本時間8日)のスマックダウン(ペンシルベニア州フィラデルフィア)のメインイベントで中邑は、前王者ナイトとの再々戦に打って出た。
試合前日の自身のX(旧ツイッターに、4月に現役を引退する里村明衣子との2ショットを投稿。王座戦へ向け合同練習を行った模様で、試合直前のプロモ動画では「戦いが終わった後、われはお前が決して成り得ぬ王者として、なおも立ち続ける」と防衛を宣言。さらに「命乞いしても無駄だ。容赦はしない」と言い放った。
観衆の歓声が人気者のナイトに集まる中、序盤から激しい攻防となり、王者はコーナーでロープ2段目からの雪崩式バックドロップ。豪快にマットに打ちつけるも、3カウントは奪えない。
必殺のキンシャサはカウンターのラリアートで返されると、雪崩式ブレーンバスターからダイブエルボー弾を浴びた。それでもBFT(変型フェースバスター)は決めさせず、巧みに場外へと逃れた。ここで凶器のパイプイスを持ち出してナイトを揺さぶる。挑戦者にイスを奪われると、バックエルボーをぶち込んだ。
さらにリング内でイスを叩きつけようと振りかぶった。まさか、反則負けでの王座防衛狙いか? だが、あからさまな反則攻撃をレフェリーが見逃すわけもなく、王者はイスをレフェリーに奪われた。ここでナイトが背後から突進してきたが、中邑はこれをかわして真っ赤な毒霧噴射だ。ところがナイトに逃れられ、毒霧はレフェリーに誤爆…。レフェリーは痛みでのたうち回り、リング上はレフェリー不在となった。
中邑はスピニングキックから、何と里村の必殺技スコーピオライジングを発射。リング内にレフェリーがいれば3カウント確実だったが、自らつくり出した混乱により、カバーにいけない。再びイスを手にコーナーのナイトに突進するも、カウンターのキックでイスごと吹っ飛ばされた。
最後はイスへのBFTを浴びてダウン。花道を走ってリングに飛び込んできたサブレフェリーが3カウントを叩き、ナイトにUS王座を奪回された。
これで中邑の王座在位は97日で終了。プロレスの祭典「レッスルマニア41」(4月19、20日、ネバダ州ラスベガス)に向けても、痛い防衛失敗となった。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。












