新日本プロレス春の最強戦士決定トーナメント「NEW JAPAN CUP(NJC)」が8日の後楽園ホール大会で開幕。STRONG無差別級王者のゲイブ・キッド(27)が「ハウス・オブ・トーチャー(H.O.T)」の成田蓮(27)を下し、2回戦(12日、宇和島)に進出した。

 新日本マットではここに来てバレットクラブで共闘関係にあったH.O.Tと「バレットクラブ・ウォー・ドッグス(WD)」の内部抗争が勃発。WDに属するゲイブと成田の1回戦は、戦前の予想通り大荒れの展開となった。

 15分過ぎ、ダブルクロスを阻止したゲイブは、成田をグロッギー状態に追い込む。しかし、強烈なラリアートがレフェリーに誤爆してしまうと、無法状態のリング上で成田の改造プッシュアップバー攻撃を浴び、H.O.Tの高橋裕二郎とSHOの乱入で窮地に陥った。

 するとWDからはドリラ・モロニーと石森太二が助太刀に訪れ、H.O.Tのセコンドを排除。サブレフェリーもリングに登場し、ようやく1対1の戦況が整う。強烈なニーを成田に見舞ったゲイブは、パイルドライバーでマットに突き刺すと、最後はレッグトラップパイルドライバーで乱戦に終止符を打った。

 試合後のリングでマイクを握るとゲイブの独壇場だ。〝Fワード〟でH.O.Tを斬り捨てると「俺は新日本を信じている。仕事じゃない! これは人生なんだ」と豪語。AEWとWWEにまでFワードを突きつけ、日本語で「新日本一番!」と叫んだ。

 魂のパフォーマンスを見せたゲイブは2回戦でタイチと激突する。バックステージでは去り際に「カツヨリ・シバタ…待ってます」と、LA道場時代に指導を受けた柴田勝頼にもメッセージを送っていた。