東京女子プロレスで活躍するアイドルグループ「SKE48」荒井優希(26)が、里村明衣子戦(16日、大田区総合体育館)に向け覚悟を示した。

 3月31日をもってSKE48を卒業し、4月以降はプロレスに専念することを表明。大きな決断をした荒井は「SKEとしての12年間は、自分の中でやりきったなって思ったので、卒業するって決めたんですけど、プロレスラーとしてはまだ何も成し遂げてない」と切り出し、こう続ける。

「それは赤井(沙希)さんとシングルで戦った時に『もっと広い世界に行けばいろんなことが見られる』っていうのをおっしゃってたことが心に残ってた。これからもっといろんな世界を見たいって思ったので、プロレスをしようという決断になりました」。SKE48卒業後は拠点も名古屋から東京に移し、本気でプロレスと向き合うという。

 4月に現役を引退する里村との初シングルマッチが決定したことは、プロレス1本になる荒井にとって節目の一戦になる。「みんなが戦いたいって思っている中で、私がその機会をいただいたので、自分の持ってる力以上のものを出して挑まないと死んじゃうんじゃないかと思うので。東京女子を代表して勝つことしか頭にないです」と言い切った。引退を見据えた選手との最初で最後の一騎打ちは、2023年11月に引退したタッグパートナー、赤井以来2人目だ。「いつもだったら、負けても次勝てるように頑張りたいとか思えるけど、赤井さんに全力で挑んだシングルで負けた時、次がないっていう後悔の最上級みたいな気持ちになったんです。もうあの時と同じ気持ちにはなりたくない」

 そして里村との一戦は、荒井にとってアイドルとの二刀流で挑む最後のビッグマッチでもある。「東京女子プロレスをもっともっと大きくできるような存在になりたい。今回の一戦で、私が今後の女子プロレスの象徴になれることを証明します!」と意気込んだ。

 荒井の進化が問われる一戦になりそうだ。