東京女子プロレスのインターナショナル・プリンセス王者でアイドルグループ「SKE48」の荒井優希(25)が、レジェンドレスラー級の活躍を期待されている。

 1月4日の東京・後楽園大会で〝規格外の怪物〟マックス・ジ・インペイラーを撃破し、同王座を奪取。シングル初戴冠を果たすと、10日の東京・後楽園ホール大会では今春で同団体を卒業するアクション女優の長野じゅりあ(28)に完勝して初防衛を果たした。

 その勢いは増すばかりで、王者としての地位を築き始めた荒井は、理想のチャンピオン像をこう掲げる。「歴代の王者たちの中で、自分が一番若い選手になる。今はまだ他の選手と比べると危なっかしさがあって、圧倒的な強さというイメージも足りていない。試合を重ねるごとに成長を見せることができるレスラーになりたい」

 東京女子の甲田哲也代表は「彼女にしかできないことをやっていて、唯一無二性がある」とベタ褒めした上で、荒井にさらなるランクアップを求める。それはレジェンド級の活躍だ。「女子レスラーといえば、いまだに北斗晶さん、アジャ・コングさん、ジャガー横田さん、神取忍さんだったりする部分もある。やっぱり世間にその名が届くような王者になってほしい」。プロレスの歴史に名を残す、スーパースター級の王者に育ってほしいという。

 王者はシングル初戴冠からまだ1か月余りだが、それだけの潜在能力を感じている証しでもある。アイドルとプロレスの二刀流を磨き上げ、女子プロレス界を引っ張る存在に上り詰められるか。