東京女子プロレスの〝和製ビヨンセ〟こと上福ゆき(30)が、引退した赤井沙希(36)の魂を引き継ぐ。
26日の愛知大会では初来日となった米国出身のVIVA VANから自身が保持するクイーン・オブ・アジア王座への挑戦を表明され、「ブスだったら断っていたけど、あんたはかわいいからまあいいよ」と受諾。12月1日後楽園ホール大会での初防衛戦が決定した。
シンガポールプロレス(SPW)が管理する同王座は、上福が24日に獲得。日本人選手では里歩以来の戴冠となった。「私はアジア人がもっと目立っていいんじゃないかというのがある。プロレスのベルトを持っているからってプロレスの分野だけで活躍しなければならないわけではないと思うから、アジアの女の子、特にアラサーが刺激になる時代がきてもいいんじゃないかと。プロレスとか全然わからなかったやつが、こいつ面白いアジア人だなと思ってもらえたら」と新王者としての決意を語る。
影響を与えてくれたのは、12日のDDT両国大会で現役を引退した赤井だ。かねてあこがれの存在で、2022年5月の大阪大会ではタッグを組んだこともある。
「自分が(プロレス界に)入った時のきっかけに、きれいな人がいるというのは、プロレスを知らない人でも入る切り口になる存在として大きかったと思う。赤井さん以上にタレント活動している人というのも、自分の知る限りでは赤井さんが一番だった」と振り返る。
その赤井はもういない。だからこそ「そういう人を失って、『プロレスって、こういうイメージなんだけど、赤井さんっていう人がいて』と言えてた日々がなくなったというところに関しては悲しいけど、逆にそんな沙希さんを近くで見ていたからこそ、今度は『上福っていうのがいるんだよ』と言ってもらえるように頑張ろうと思います」と表情を引き締めた。
赤井がモットーとした「強く、気高く、美しく」も引き継ぐ。「(ベルトに)クイーンって名前がついているじゃないですか。私、客観視するのが得意なので、私がクイーンって言えないぐらいヨボヨボになって、ビジュアルとルックスが腐ってきたら普通に返上します。ブスだなと思ったら返上します。ブスだけどまだ返上したくないと思ったら赤井さんが経営しているエステにいってきれいにしてもらいます」
新王者はベルトを輝かせることができるか注目だ。












