ドジャースの大谷翔平投手(30)は28日(日本時間1日)にアリゾナ州グレンデールでのエンゼルス戦に「1番・DH」でオープン戦初出場し、初回に左越え本塁打を放ち、3打数1安打1打点だった。
古巣相手にオープン戦初出場。先発は花巻東高(岩手)の先輩で、開幕投手に指名されている菊池雄星投手(33)だ。大歓声を贈られて打席に入った。初球、外角低めの95・7マイル(約154キロ)のフォーシームを見送り、「ストライク」のコール。カウント1―1から外角低めの79・2マイル(約127・5キロ)のカーブを空振り。そしてフルカウントからの6球目、外角高めの93・9マイル(約151キロ)のフォーシームを捉え、バットを逆方向にはね上げた。高々と上がった飛球は左翼フェンスを越え、ドジャースブルペンに飛び込んだ。マウンドの菊池も驚きの表情だ。
2―4の2回二死無走者は1回に1度降板したものの、再登板した菊池と対戦。カウント1―1からの3球目、真ん中の81・3マイル(約131キロ)のカーブをミスショット。高々と打ち上げて遊飛に倒れた。
3打席目は3―4の5回先頭で、マウンドは4番手の右腕シルセスだ。カウント2―2からの5球目、内角高めの96・3マイル(約155キロ)のフォーシームをフルスイングするもバットは豪快に空を切った。客席からどよめきが上がった。
2025年初打席でいきなり本塁打。実はオープン戦初戦での安打、長打、打点はレギュラーシーズンへの吉兆だ。メジャー1年目の18年は3打席目に中前適時打を放ち、新人王に選出された。リアル二刀流を解禁した21年は2安打で満票でMVPを受賞。22年は3打席目に左前適時打。無冠に終わったが史上初の規定投球回、規定打席にダブルで到達した。
23年は1打席目に右中間三塁打を放ち、44本塁打で日本選手初の本塁打王に輝き、2度目の満票MVP受賞。昨年もオープン戦初戦の3打席目に左中間へ〝移籍1号〟を運んでいる。史上初の「50―50」を達成し、54本塁打、130打点でナ・リーグ2冠を獲得、ワールドシーリズを制覇し、3度目の満票MVPに輝いた。投手復帰、世界一連覇へ明るい材料だ。












