新日本プロレスとメキシコ・CMLLの合同シリーズ「ファンタスティカマニア」27日の後楽園ホール大会で、故ブラック・キャットさんの功績がたたえられた。
キャットさんは1981年に新日本に入団。新日本とメキシコマットの架け橋となった。2003年からはレフェリーに転向し、06年に急性心不全で死去した。
この日の大会では5試合目にキャットさんのメモリアルマッチとしてミスティコ&マスカラ・ドラダ&スティグマ&棚橋弘至 vs アベルノ&ソベラーノ・ジュニア&ライデル&石森太二の8人タッグマッチが行われた。試合前には夫人のマル・ユキエさんがリングに上がり、棚橋とミスティコから花束とこの日の出場全選手のサイン入りジャージーが贈られた。
試合はキャットさんの甥にあたるスティグマがライデルから高角度前方回転エビ固めで3カウントを奪取。その一方で存在感を放っていたのが石森だった。石森は今シリーズに全戦出場予定だったが、開幕戦の19日大阪大会で「ファンタスティカマニアに出たところで何の意味がある? 何の意味もないだろ?」とメッセージを送りつけると急きょ欠場。代わりに背格好が石森に酷似したマスクマンBONE SOLDIER Jr.が出場を続けていた。
この日になってBONE SOLDIER Jr.に代わって出場した石森は持ち前の軽快な動きを披露し観客を沸かせた。バックステージでは「今日だけ急きょ俺が出ることになった。石森太二らしくねえけど、今日は言わせてもらう。2004年、俺が新日本に参戦した時に、まだ21歳だった俺はここでやれるか、いろいろ悩んだり困ってた時があったんだけど、そんな時いつも優しく接してくれたのがネコさんだった。あの笑顔でどれだけ俺が救われたか。今日はその感謝を持って、このリングに上がった」とスクランブル出場の真意を説明。「勘違いするなよ。ブラック・キャットメモリアルだから俺が上がったんだ。こんなくだらないファンタスティカマニアなんて俺は出る気はねえからよ。また明日から俺の遠い親戚のBONE SOLDIER Jr.が出るからよ」とあくまでシリーズ参戦はこの日だけと強調していた。











