女子プロレス団体「ディアナ」は27日、選手の身体の一部を強調した写真をSNSに投稿した人物に対して起こした民事訴訟で和解が成立したと発表した。

「当団体への営業権の侵害および所属選手に対する人格権侵害を行ったと主張して、当該行為を行った人物(以下、「被告」といいます)に対し、2024年1月23日(火)付で東京地方裁判所にて民事訴訟を提起しておりましたが、2025年2月17日(月)付で和解が成立いたしましたのでお知らせいたします」と報告した。

 同団体によると、23年4月ころ、試合中の女子選手の身体の性的な部分を強調している写真がSNSなどに投稿され、選手が試合に集中できないほどの不安を抱える状況が発生。観客からも「容認できない」といった強い意見が寄せらた。そこで当該人物を特定。24年1月23日に東京地方裁判所において被告に対する民事訴訟を提起した。同年3月13日に第1回口頭弁論が行われ、全8回にわたる期日を経て審理が継続。その結果、最終的に2月17日に和解に至った。
 
 和解の内容として、被告は、本件により同団体および原告となった所属選手に対し、著しい迷惑や精神的苦痛を与えたことについて謝罪。本件解決金として同団体および原告となった所属選手それぞれに対し50万円、総額で100万円を支払う義務を負う。

 また被告は、本和解成立後、同団体が主催する興行には一切来場しないこと、同団体所属選手が他団体の興行に出場する際は、当該選手がリング上にいる間は、会場から一時退出することを確約している。また、当団体および所属選手に関して、SNSを含むあらゆる媒体での情報発信を行わないことを確約した。

 再発防止へ、大きな一歩と言えそうだ。