西武・村田怜音内野手(23)が開幕スタメンの座を目指し、猛奮起している。
チームは24日に宮崎・南郷で行われていた春季キャンプを打ち上げ。25日の休養日を挟み、26日のKBO・斗山戦(サンマリン)から実戦を本格化させていく。
西口監督は「調子が悪いと思えば落とすかもしれない」と開幕一軍へ向けたサバイバル激化を予告している。そうした中、早々と首脳陣へのアピールに成功しているのが2年目の大砲候補・村田だ。23日のKBO・ロッテ戦(南郷)で左中間最深部に逆転3ランを叩き込み、22日(斗山戦)の二塁打に続いて強烈なインパクトを残した。
初見の相手サイドスロー右腕に3球で追い込まれながらも空振りした前球と同じ外角スライダーを強振し、逆転弾につなげた。村田は「もう1球スライダーが来るんじゃないか、誘ってくるんじゃないかと思った。1年目よりも配球を読めるようになってきて、以前の自分だったら強引にいって三振していたところだと思いますが、少し冷静になれたというか、打席の中で余裕が出てきたので、それも一つの要因だと思います」と振り返っていた。
キャンプ期間中、新任の仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチ(53)は「ゲームに入れば、また〝相手を攻略する〟という厄介な課題が出てくる」と語っていた。その点を踏まえれば、キャンプ終盤の実戦2試合において、村田は相手バッテリーの心理をいかにして読むかという〝勝負〟に打ち勝ったといえる。
身長197センチ、体重115キロの恵まれた大砲候補。タイミングよくボールをバットに当てさえすれば、打球はスタンドに飛んでいく。仁志コーチが指摘したように打者にとって「相手を攻略する」ために必要不可欠となるのは言うまでもなく、マウンド上の投手の考えを読む力だ。
獅子の若武者・村田が開幕スタメンをグッと引き寄せるにはオープン戦で成功と失敗を重ね、打席内での思考力をさらに磨かなければならない。低迷する打線の救世主となるべく、その力も究極の域にまでレベルアップさせることが求められそうだ。












