女子プロレス「スターダム」のJKファイター・妃南(18)が24日、地元・栃木のライトキューブ宇都宮大会で悲願のフューチャー王座を初戴冠した。
同王座に3度目の挑戦となった妃南は、かつて「クイーンズ・クエスト」で共闘していた天咲光由(22)に挑戦。ホームタウンでの王座挑戦に多くの声援が飛び交う中、緊張した面持ちで入場した。
3月には高校を卒業するタイミングも重なり「この挑戦でケジメをつけたい」と語り挑戦した妃南は試合が始まると猛攻撃を開始。グラウンド戦を仕掛け攻め込んでいった。
だが、ここまで3度防衛してきた王者の意地に苦戦を強いられ、なかなかペースを奪えず。それでも「大妃南コール」に後押しされ、王者に得意の天橋立で丸め込まれたがこれをカウント2で返すと変型のジャックハマーを発射。最後はマッドスプラッシュを決め3カウントを奪った。
妃南は2015年に姉・羽南、双子の姉・吏南と三姉妹でスターダム7期生として入門。18年10月に吏南とのシングルでデビューし、初戦から勝利を収めた。高校では学年トップの成績を残しながら、学業とプロレスの両立を励んできた。
試合後、マイクを持った妃南は「フューチャー・オブ・スターダムのチャンピオンになったぞ! 6年半という長い間、何も結果を残せてなかったけど、今日やっと宇都宮でベルト巻いたぞー!」と喜びを爆発させた。
戦友の天咲を見つめると「光由とユニットが離れて悲しかったけど、今日べルトをかけてシングルができた。吏南に負けたとき、もうフューチャーあきらめようと思ったけど、光由がいたからあきらめずにここまでこれました。本当にありがとう」と感謝を述べた。すると天咲から「このフューチャーのベルト取れたのはずっと一緒にやってきた妃南のおかげだし、結果的に取られちゃったけど、この試合ができたことすごくうれしい。今はライバルだと思ってるから、これからもよろしく」と語りかけられハグで健闘をたたえ合った。
最後に妃南は「これまで辞めようと思ったことは何回もありました。でも、今日ここでフューチャーのベルトを巻けて、18年間生きてきた中で今が一番うれしいです」と語った上で大学に合格したことを報告。「このベルトを取ったからにはプロレスも続けます。4月からは紺碧のJDファイターとしてやっていくので、これからも皆さんお見逃しなく」と呼びかけた。












