阪神・前川右京外野手が15日の練習試合・楽天戦(宜野座)で3ランをマーク。6―0の勝利に大きく貢献し、今季初の対外試合となった新生藤川虎の初陣を華々しく飾った。
2―0の2点リードで迎えた5回二死一、二塁の第3打席。相手投手・渡辺翔がカウント1―0から投じたパームをうまくバットに乗せ、白球は快音とともに右翼フェンスを軽々とオーバー。ダイヤモンドを一周し自軍ベンチへ帰還すると、藤川監督から笑顔で出迎えられた。
レギュラー完全定着へ向けてこの上ないアピールに成功した21歳は「本塁打が打てたことは良かったですが、その前の第1、第2打席が全然ダメだったので。そこで出た課題を理解した上で、以降の打席に臨めた。その点は良かったですし、昨年までとは違うところかもしれません」と、自身の成長に静かに手応えをにじませる。目の前の結果に一喜一憂せず、冷静に自身の足元を見つめる姿がいかにも前川らしい。
13日には、ブルペン内で居合わせた前監督の岡田彰布オーナー付顧問に直接呼び止められ、打席内でのタイミングの取り方についてアドバイスを与えられた。この日も「全部その通りにやった。岡田さんに教えていただいたトップの位置まで(バットを)もっていって打てたので」とのこと。〝御大直伝打法〟は効果てきめんだった。













