大洋などでプレーし、DeNAでヘッドコーチも務めた野球評論家・高木豊氏(66)が10日、自身のユーチューブチャンネルに新規投稿。新体制となった藤川球児監督(44)率いる阪神について言及した。
前日9日に沖縄・宜野座キャンプで行われた紅白戦では、佐藤輝明内野手(25)が右翼席へ豪快弾。高木氏は「今年は形というものがいいかな。練習の時から力んでなくて飛んでいるし。一つのバットの軌道が安定してきたかなという感じがするんだよね」と太鼓判を押し「追っかけなければ確実に打てるバッターなんだよ。変化球の低めに落ちるボールをいかに我慢できるか。そこだけだと思うんだよね」「開幕に間に合ってどういうスタートを切ってくれるか。ここが一番」と話した。
本職とする三塁では、新外国人選手のラモン・ヘルナンデス内野手(28=前メキシカンリーグ)も調整しているが「あんまりサトテルは気にしないと思うよ。いやいや俺がやんなきゃいけないな、みたいな。危機管理でしょくらいの感覚ではいると思う」と読み解いた。
期待感をにじませた一方「ただね、阪神でちょっと心配なのが…」と切り出したのがレギュラー争いについて。高木氏は「ポジションを本当に争わせているのか、理想でこういうふうにしたいのか、というところがあるんだよね」と言い「争いで勝った者でポジションをつくるのは問題ないんだよ。(選手は)やっぱ納得するんだよ。俺はこれからレギュラーだって思っていた人間たちが『えっ?、これ本当の競争していないじゃない』って言って、不協和音が沸いた時にチームのバランスが崩れていくな」と指摘した。
その例として挙げたのが遊撃のレギュラー争い。「小幡をものすごい推すんだよね。去年までは2年間木浪が守っていて、小幡を(前面に)出す。木浪としたら面白くないよね。昨年悪かったということも。レフトの前川も(一塁に)出てきていて。いや、外国人がくるかも分からない。まあ、そういう覚悟はあるにしても、そこらへんで選手たちのモチベーションを下げないでほしいなというのはあるけどもね。そこらへんはちょっと心配だな」と話した。
高木氏は今後、阪神キャンプを視察し、自分の目でチェックする予定という。












