現役中に、もう一度、優勝の美酒を―。広島のベテラン・会沢翼捕手(36)が9日、契約を更改。3000万円ダウンの推定8000万円でサインした。約2時間の交渉を終えた会沢は、内訳のほとんどは「組合の話もさせてもらい、いい話し合いをさせてもらった」と、自分の成績以外のトピックだったことを明かし、労組選手会会長と現役選手の二足のワラジをはく男は〝球界の未来〟について、球団幹部と意見交換に費やした。
もちろん〝本業〟への意気込みを忘れたわけではない。今季は57試合、打率1割8分7厘、13打点、本塁打は12年以来のノーアーチで終わり「寂しいよね。来年に打てるように」と今オフは、よりバットを振り込み、低調に終わった打棒の挽回を期すという。大瀬良らベテラン投手とのコンビで、高勝率を残すなど、経験豊富な捕手として存在感を示した。
今季は9月初頭まで首位ながら、その後、チームは4位まで失速し、18年以来の久々のVは幻となった。「優勝したいし、今の子に味わってほしい。寒いなかでやるビールかけは、すごくいいんですよ。そういう喜びとかが、僕がもう1回、優勝したいと思える要因」。同年までの3連覇を知るベテランだけに「久しぶりのビールかけ」をプロ19年目への抱負としていた。












