人気低迷にあえぐサッカー女子WEリーグに〝未来〟はあるのか? 任期満了のため退任するWEリーグの高田春奈チェア(47)が18日、会見を行い、伸び悩んでいる観客動員数には「認知度を上げることが足りなかった」と厳しい表情で語った。

 人気低迷の理由はさまざまある。まず高田チェアは「露出、発信が課題だったことは間違いない」と指摘。発足当初から話題性に乏しく、メディアやSNSなどの露出がなかなか増えない状況に打開策を見いだせていない。

 そんな窮状に拍車をかけている一因が、海外組の急増。日本人選手のレベルアップや欧米リーグの活性化などが理由だが「海外に行く選手が多いことのご指摘もたくさんある。私自身も、やっぱりそれは本当に残念というか、寂しいなと思うところもある」と本音を吐露する。注目選手がすぐに海を渡ってしまい、国内リーグは空洞化しているのだ。

 クラブ運営の面でも女子スポーツならではの難しさがある。高田チェアは「どうしても〝女性色〟が強いがために、そこが、すごく強く捉えられてしまうのかなとか。これって結構ジェンダーの根深い問題というか…。簡単に説明できるようなものではなかったりする」。男女平等の理念に賛同するスポンサーはあるが、男子の人気リーグ並みの投資を得るには越えるべき壁が高いのが実情だ。