イタリア1部パルマの日本代表GK鈴木彩艶(23)が、フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)と5年契約で合意したと現地メディアが一斉に報じた。一方で即レンタル移籍となる見込みで、〝出戻り〟の形でパルマでのプレーを続行するサプライズプランも浮上している。
フランス放送局「RMC」は「PSGとパルマは鈴木選手の移籍に関して合意に達した」と速報。移籍金は出来高を含む総額3500万ユーロ(約64億円)で、5年契約を結ぶ予定だ。
欧州チャンピオンズリーグ(CL)を2連覇中の世界最強軍団が鈴木を獲得した背景について、同局は「未来への賭け…そしてアジアにおけるマーケティングの挑戦」と指摘。「競争が激しいポジションにおいて、将来を見据えた補強を主な目的としている。まだ若い日本人選手である鈴木は、大きな成長の余地があり、ワールドカップでの活躍をきっかけに日本国内での人気も著しく高まっている。スポーツ面だけでなく、マーケティング面も考慮に入れなければならない。PSGはアジア、特に日本での存在感をさらに高めていきたいと考えており、鈴木の加入はこの戦略に貢献する可能性がある。特に、クラブはアジア市場での発展において重要な人物であった李康仁を失っているため、なおさらである」と実力に加えてアジア市場の開拓を狙った補強と指摘した。
今後は出場機会を確保するため、即レンタル移籍の予定。「今シーズン、パリ・サンジェルマンには彼の居場所はないようだ。マトヴェイ・サフォノフとリュカ・シュヴァリエが序列上位に位置している。そのため、鈴木選手のレンタル移籍先が模索されており、特にイタリアのユベントスが有力な候補となっている」とかねてウワサされているように、争奪戦を繰り広げていたイタリアの名門が新天地候補となる。
だが一方でユベントスの編成状況が不透明で「他のクラブも関心を示しており、もう一つの可能性として、鈴木がパルマでプレーを続けることも考えられる」とパルマに〝残留〟するウルトラCもありえると指摘した。
最強軍団に加入する日本の守護神は、今季どこでプレーすることになるのか。












