プロレスラーの藤波辰爾(70)が23日の巨人―中日戦(東京ドーム)でファーストピッチを務めた。

 自身の名前にちなみ背番号「2473(フジナミ)」のユニホームに袖を通してマウンドに上がった藤波は、打席に女子プロレスラーのSareee、捕手にタイガーマスクの豪華布陣で全力投球。山なりに投じられた白球はツーバウンドでミットに収まると、スタンドのファンからは暖かい拍手が送られた。

空振りするSareee(左)と、捕手を務めたタイガーマスク
空振りするSareee(左)と、捕手を務めたタイガーマスク

 久々に始球式を務めた藤波は「(打席が)すごく遠く感じましたね。肩が回りませんでした…」と苦笑い。さらには「我々も東京ドームでは何度もリングに上がって試合をしていますけど、野球場のマウンドの上じゃ雰囲気が全く違うし、勝手が分からないね。なんか浮き足立ってたよ」と照れ臭そうに明かした。

 この日は中日戦という中で藤波が「ドラゴン」、タイガーマスクが「虎」と、巨人のライバル球団を想起させるキャラクターが集まったこともあり「今日、複雑だったもん(笑い)。(中日の)ブルーのシャツも見えたし、おまけにタイガーがいるしね。阿部監督もにらんでたもん」と冗談交じりに心境も告白した。