西武は31日の楽天戦(楽天モバイル)に延長11回の末、3―4のサヨナラ負け。2018年以来、6年ぶりの開幕3連勝はならなかった。松井稼頭央監督(48)は「負けましたけど、本当に選手たちは最後の最後までよくやってくれた。この開幕3つ、いい形で入れた」と敵地での勝ち越しに満足感を語った。
この日の先発・松本航の3失点の取られ方など課題も出た中で、8年目で初の開幕投手を務めた〝楽天キラー〟今井が7回無失点、11奪三振のストロングスタートを切ったことは大きい。盤石のブルペン陣の試運転がほぼ完了、新選手会長・外崎の開幕戦決勝打を含む3試合連続タイムリーなど収穫、好材料が多かった2勝1敗スタートだった。
とりわけ戦前から「得点力不足」が懸念されていた打線では、その得点源となるコルデロ、アギラーの両新外国人に3試合で2本ずつのタイムリーが出たのは大きな安心材料だった。
中でもオープン戦では13試合42打数で21三振(三振率5割)を喫していた〝三振王〟コルデロの変貌は、初戦のマルチ三振スタートという絶望からの振り幅が大きかった分、大きな希望の灯をともしている。
2戦目で7番から2番への打順変更が奏功し、荘司のフォークを先制適時二塁打とすると、続く2打席目でもカットボールを右前打としマルチ安打。3戦目でも内のフォークを逆らわず左前に運び2試合連続の先制打をマークした。
コルデロは「1打席目にフォークボールで三振していたから警戒していた。高めから入ってきた球をうまく打つことができた」とオープン戦では全く対応できていなかった縦の変化球に適応力を見せた。「キャンプからやってきたことが出せるようになってきた。1打席ごとにチャレンジしていくしかない」とさらなる適応に意欲を見せている。
果たしてオープン戦三振王の大化けはあるのか。












