24日まで行われたオープン戦を6勝8敗5分けの10位で終えた新井貴浩監督(47)率いる広島は、ジェイク・シャイナー内野手(28)、マット・レイノルズ内野手(33)の新助っ人2人についてひそかな手応えをつかんだという。
打撃はシャイナーが打率1割1分1厘、0本塁打、2打点、レイノルズが同1割5分4厘、1本塁打、6打点と完全に低空飛行だが、指揮官は「オープン戦は参考にならない」ときっぱり。バットの評価を下す時期ではないと改めて示唆した一方で、〝イケる〟と収穫を得たのが守備力だった。
シャイナーは13試合で一塁を守り無失策。MLBでも内野全ポジションを守ったレイノルズは二、三塁を13試合で1失策と堅実な動きを披露した。首脳陣は「シャイナーもレイノルズも送球面とかで守備の心配をする必要はない」と太鼓判を押す。
これには苦い教訓がある。昨季のマクブルームとデビッドソンの両内野手は守備面で、特に送球や連係プレーに欠点を抱えていた。主に三塁手だったデビッドソンはリーグワースト4位の11失策、マクブルームも5失策…。チーム関係者は「2人とも送球に難があるというのは、シーズン終盤にはどのチームにも気づかれていた」とチクリ。要所で失点に結びつく記録には表れないミスも少なくなかったという。
ただでさえ、赤ヘルは今季も野手は複数ポジション制を敷いており、取れるアウトを確実にモノにする送球技術は必須。昨季はリーグ5位の82失策とディフェンス面は改善の余地を残していた。〝送球ミス〟の心配が軽減された新助っ人陣を含め、今季の鯉の守備網は確実な改善が期待できそうだ。











