それでもやり続ける――。巨人からソフトバンクにトレードで加入したアダム・ウォーカー外野手(32)が6日のヤクルトとのオープン戦(ペイペイ)に「7番・左翼」で先発出場した。
本拠地のオープン戦で守備に就いたのはこの日が初めてで、捕球に関してはそつなくこなした一方で、巨人時代から課題だった送球難はまだまだ改善の余地を残した。3回二死走者なしの場面でオスナが放った飛球は自身の頭上を越えて二塁打に。ウォーカーはフェンスに当たってはね返ってきた打球をキャッチし、カットマンに入った遊撃手・今宮に送球したが、たたきつけるような形となってツーバウンド…。新天地で目の当たりにしたファンも少なかったようで「おぉ…」と何とも言えない微妙な雰囲気に包まれた。
2年前の2022年には来日1年目から23本塁打をマーク。球団は守備には目をつぶり、チームの課題だった「右の強打者」の補強として獲得に踏み切った。小久保監督も指名打者としての起用を念頭に置いている。古巣のチームスタッフは「守備のミスを引きずり、打撃に悪影響を与えたこともあった」とも明かす。DH制があるパ・リーグであれば、守備を一切排除することも選択肢の一つとなりそうだが、本人にその考えはないようだ。
「打つだけが野球じゃないので。守備、走塁を含めた全部が野球なので、とにかく自分ができることを日々努力していくだけだと思う」
あくまでも走攻守の全てがそろってこそ野球。起用法を決めるのは指揮官だが、ウォーカーはさらなる高みを目指す。











