第96回選抜高校野球大会の第5日第2試合は、大阪桐蔭が北海(北海道)に7―1で圧勝。西谷監督は、智弁和歌山などで指揮を執った名将・高嶋氏に並ぶ、甲子園最多タイの68勝目を挙げた。
この日、チームを勝利に導いた、エース右腕・平嶋(3年)は、最速149キロの直球や多彩な変化球を織り交ぜ、7回105球を投げて4安打1失点(自責点0)、7奪三振の好投。四死球も許さず、北海打線につけ入るスキを与えなかった。平嶋は「ワクワクしたというか、楽しかったという気持ちが強かったです。エースなんだという強い気持ちもあって、チームを引っ張る、勢いづけるというピッチングを意識しました」と振り返った。
打線も3回二死満塁から6番・岡江(3年)の2点適時打で先制。続く増田も四球を選ぶと、8番・宮本(2年)が右前適時打を放ち、相手を突き放した。さらに、6回には無死一、三塁で4番でスリランカ人の両親を持つラマル(3年)の犠飛、続く山路(3年)の中堅適時二塁打で2点を奪うなど、順調に得点を重ねた。
大記録に並ぶ68勝目を挙げた西谷監督は、試合後にナインからウイニングボールをプレゼントされたという。「私の記録よりも大阪桐蔭の歴代OBの記録に今の子たちが勝利を積み重ねたものだと思いますので、うれしく思います」と目を細めた。次戦は昨春4強入りを果たした神村学園(鹿児島)との対戦となる。指揮官は「自分の勝利が、というのはまったくないです」と記録は意識せず、目の前の一戦に集中するつもりだ。












