邪道・大仁田厚(66)が、古巣の全日本プロレス・福田剛紀社長への不満をぶちまけた。

 DDTのTo―y(24)とアジアタッグ王座を保持する邪道は、全日本30日の東京・大田区総合体育館大会で佐藤光留&田村男児との初防衛戦が発表されている。ところが21日の会見では「福田社長に、レフェリーもしくはセコンドとして出てきてもらいたい。出てこなければアジアタッグには出ないし、会場にも行きません」とボイコットをチラつかせた。

 この発言の真意を聞くと「今の全日本はグラグラしすぎているからじゃ」と説明。福田社長には「ちゃんと見守れよと。表に出てきて、みんなの前に出てきて『ちゃんと全日本を守ってるんですよ』と説明しろよ!」と怒りをぶちまけた。

 昨年から女子のスポーツエンターテインメント団体「アクトレスガールズ」との業務提携を唐突に発表したかと思えば、顔を白塗りにした〝バカ殿様〟スタイルで新年あいさつを行うなど、福田社長の迷走が目立つ。さらにリング上も、3冠ヘビー級王座を持つ中嶋勝彦がやりたい放題。「闘魂スタイル」を掲げたかと思えば、猪木元気工場(IGF)からの警告を受け「バツバツ(××)スタイル」に変更するなど混乱が続いている。

 この状況に、1974年に王道マットでデビューした大仁田は黙っていられなかった。「俺はジャイアント馬場さんの付け人だったけど、今こそ馬場さんの意向と歴史を受け継ぎながら、全日本のカラーを全面に打ち出す時代だと思う。はっきり言って、新日本プロレスに指を突き上げるぐらいの気持ちで『全日本は負けてないぞ』というところを出してほしい。全日本のファンはそう思っていると思う」と訴える。

 その上で「俺は15歳の時から全日本にいたし、はっきり言って福田社長よりも大先輩なわけだ。それを聞くか聞かないか、この試合が消滅するかしないかじゃ!」。試合当日、福田社長が表舞台に出てくるのか注目だ。